種類が多岐にわたる
骨軟部腫瘍について
骨軟部腫瘍には、骨にできる骨肉腫や軟骨肉腫などの悪性骨腫瘍、骨軟骨腫(外骨腫)や内軟骨腫・類骨骨腫などの良性骨腫瘍、骨以外の軟部組織(脂肪層や筋肉内、神経など)に発生する血管肉腫や未分化多型肉腫などの悪性軟部腫瘍、脂肪腫や血管腫・神経鞘腫などの良性軟部腫瘍があり、その種類は多岐にわたります。ほとんどの骨軟部腫瘍は良性腫瘍であり、悪性腫瘍の頻度は非常に稀です。
悪性の骨軟部腫瘍は初回の治療によりその後の経過が大きく変わります。そのため、骨軟部腫瘍の専門家がしっかりと診断をした上で治療を行うべきものですが、骨軟部腫瘍の専門家の数は非常に少ないのが現状です。また、患者さんも四肢や体幹部に発生した「できもの」をどこで診療してもらうべきなのか迷い、皮膚科や形成外科など骨軟部腫瘍の専門ではない科を受診してしまっている現状もあります。
当院は、骨軟部腫瘍の認定医が骨軟部腫瘍の診断・治療を積極的に行っておりますので、もしお困りの際にはお気軽にご相談ください。