腰痛
腰痛は病院を受診する原因として最も多い症状です。腰痛の原因には急性腰痛症(いわゆる‟ぎっくり腰”)や腰椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、圧迫骨折、脊椎分離症、化膿性脊椎炎など様々な原因がありますが、はっきりとした原因が分からないこともあります。
当院では、腰痛の原因がいち早く分かるようにMRI装置を導入しております。立位で撮影可能なMRI装置を導入し、腰椎に荷重がかかった状態で詳しい腰痛の原因を調べることができます。
変形性膝関節症
膝関節痛は高齢者の関節痛として最も多い症状です。関節の軟骨が徐々に摩耗し、膝の痛みや、水がたまるなどの症状が出現します。変形が高度な場合は手術で人工膝関節を入れる必要があるため、手術にならないように生活習慣を改善したり、膝周囲の筋力訓練を行うことが重要です。また、膝関節にヒアルロン酸注射を行うことも有用です。
当院では生活指導や筋力訓練、ヒアルロン酸注射などの保存的治療を積極的に行っております。
肩関節周囲炎
50歳前後で発生する肩の痛みの多くが「五十肩」と呼ばれるものです。通常は1~2年程度で自然に軽快しますが、肩関節の可動域制限が残ることも多いため、丁寧なリハビリテーションが必要です。単純X線写真や超音波検査で診断を確定し、痛みが強い時期には必要に応じて内服治療や関節注射などを行い、可動域制限が残らないように治療しております。
一般外傷
打撲や切り傷、捻挫、脱臼、骨折などは初期診断が大切です。丁寧に診断し、当院で対応できないような場合は、浜松医療センターや聖隷浜松病院などと連携して治療を行っております。